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10分間の花火 [湾岸画報]

それは、クリスマス花火というには、あまりにも中途半端だった。色々な意味で。

まず開催日。これは仕方ないことだけど、毎週土曜日の午後7時からと決まっているので、今年は12月22日。イブの二日前ではさすがにイブイブイブとも言わないだろう。

次に天気。冬だから寒いことは覚悟のうえだったが、小雨混じりの天候。本当に花火が上がるのか不安になる空。低い雲がかかっていなかったのがせめてもの救いか。

そして、打ち上げられる数。わずか10分間でわずか2000発。あっという間に終わってしまう。

さらに、花火の内容。冬だからか、クリスマスだからか、意図的にか、ハートだとかニコちゃんだとかキティーちゃんとか、キャラクターが多く、純粋に花火の美しさを楽しむものではない。

ここから先は個人的事情での中途半端さ。

観る場所。自宅マンションの屋上から、近くのマンションに花火が隠れない場所を探してフェンス越しに観る。フェンス越しが嫌なら、フェンスの隙間に顔を埋めるしかない。

最後に、一緒に観る人。これについてはコメントを控えよう。

10分間の花火は、その中途半端な内容でも最大限に幸福を満喫できる者のために打ち上げられる。そしてその中途半端さを冷静沈着に分析するような幸せでない者にも許容されるだけの控えめな部分も併せ持っている。

それは何より、最後の一発が、白い雪柳のような淡色の花火であることに象徴されている。


“偽”系2007 [湾岸画報]


在我的心目中、
2007年是
為“虚偽”而歓笑、
為“虚偽”而哭泣、
為“虚偽”感到不安的一年。


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